□■膝の記録■□

はじめまして、Hirokoです。前十字靭帯再建術を経験し、 現在半月板を損傷中です。経過を記録していきます。

大きな病院へ

今日は紹介状を持って、予約していた病院に行ってきました。
整形外科の中でも膝を専門に診ている科です。
先生はとても丁寧に説明してくれる方で、安心して診察を受けられました。

私が今日聞きたかったこととして、手術するなら切除なのか、縫合なのかというポイントがありました。
半月板の手術の場合、大きく分けるとこの二種類になります。

いつも行っている病院の先生によると、切除だと膝のクッションを薄くするようなものなので、できれば縫合の方が良いとのこと。
ただ、半月板は血流がある外側の部分しか自然治癒しないので、奥の方を縫合してもくっつかない、ということでほとんどの場合切除になるそうです。
私のMRI画像を見た感じでは縫合は難しそうだし、縫合の場合はリハビリも長くなるそうですが、できれば縫合してもらいたいなと思っています。

今日診てくれた先生の答えは、内視鏡で見てみないとわからない、でした。
実際に見てみて、縫合でいけそうであれば縫合だし、それが無理なら切除。
逆に、手術の必要がなさそうであればしないこともある、とのことでした。
MRI画像を見たらどんな手術になるのか分かるものだと勝手に思っていたので、予想外の答えに戸惑ってしまいました。

先生の話では、通常はこの状態なら症状が落ち着くまで待っても良いそう。
でも私はもう6ヶ月その待ち状態。
それを伝えると、手術もしても大丈夫だよと言ってくれました。
そして手術のリスクについても説明してくれました。

今日新たに言われたこととしては、手術をすると引っかかる感じは改善するけど、膝の劣化は速くなるよ、ということ。
どちらをとるかということですね。
また、私の場合は以前に靭帯の手術も受けているので、普通の人よりも既に劣化が速い状態なのだそう。
普通にスポーツをしていてもある程度の年齢になったら引退するけど、それが早めに来ているとのこと。
つまり、運動を抑えるかどうか考えなくてはいけない節目だよと言われてしまいました。
運動を続けるという選択肢を選ぶこともできますが、その代わり劣化は速くなる・・
手術と決めていたはずなのに、また迷いはじめてしまいました。

多分いつも行っている病院の先生と、基本的には同じ内容を説明されているのだと思うのですが、先生によって言い方やアドバイスが違うので、こちらの感じ方も全然違います。
今日の先生は、良いことも悪いこともはっきりと、でも丁寧に言ってくれる先生。
正直ショックなこともありましたが、逆に今の自分の膝の状態をより理解できたかなとも思います。

今日の話を聞いて、膝は劣化してしまっているけど、心はまだそれに付いていけてないのかなと感じました。
だから、まだ大丈夫でしょ、という感じで手術をしようと思った。
でも、今のことはもちろん、先のことも考えなくてはいけないですね。
一度手術を経験して、膝が元には戻らないという感覚や、常にメンテナンスが必要になることは知っています。
術後のことを甘く見ていてはいけないということを思い出しました。

ただ、やっぱりまだ動いていたい気持ちもあります。
運動を控えるのは、できることをやってみて、それでもダメだったときで良いのではないか、という考えも頭の中にあるのです。

実は、半月板がどんな状態でも縫ってくれるところがあるとの話も聞いたことがあるので、1ヶ月後の次の診察の前に、そちらでも話を聞いてみたいなと思っています。
縫合なら、切除よりも劣化の速度を抑えられるはず。
行くことになったらまたレポート書きたいと思います。

そして、最後に先生から筋トレもしてねとアドバイスをもらいました。
ロードバイク(?)やスクワット系が良いそう。
膝に良いと思っていた水泳は、膝がぶれるのであまりよくないとのこと。
確かに平泳ぎなんかは足がおかしくなりそうです。
膝がぶれるかどうかが、筋トレの種目を選ぶ基準になりそうです。
どのくらいやって平気なのかは膝の状況によるとのことなので、一ヶ月間はお試し期間だねとのこと。
スクワットは膝が変な音を立てるので苦手なのですが、自転車をこぐようなマシーンも当然ながら持ってないので、こちらも方法を考えなくてはいけないですね。
こちらについてもまた書きたいと思います。